「なぜ勉強するのか」聞かれたら
親子のやりとり
こんにちは。塾なし受験研究所です。「なぜ勉強をしなければならないの?」、もし子どもに聞かれたら何と答えますか?遊びたいとき、受験勉強に苦しい時期など、子どもはこんな風に悩みをぶつけてくるかもしれません。
答えに正解はあるのか
いい大学に行くため?成績のため?将来のため?表面的には合っているような気もしますが、子どもに伝えたい答えとしてはどれもあまりピンときません。
「なぜ勉強するのか」に答えるのは簡単ではありませんね。だからこそ、親として自分なりの答えをつくっておくといいかもしれません。
私は「自分のいた(いる)場所によって出会える人は変わってくる」ことをよく伝えています。
人生で自分が「何をしたいか」はもちろん大切ですが、それと同じくらい「誰と過ごすか」ということも重要です。そして、自分が選んだ場所でしか大切な人との出会いは起こりません。
自ら努力することのほかに、出会う人によっても人生は輝きます。反対に嵐に巻き込まれることもあるでしょう。進んでいく場所での出会いと経験によって未来は形作られていくのです。
だから、「まだ目標が見つからなくても、未来の可能性のために勉強することはやめないでおこう。」と話しています。
勉強は可能性や選択肢を広げてくれると思います。将来多くの選択肢を持てるように、人生を共に輝かせてくれる人に出会えるように、そのために勉強することの大切さを伝えています。
ただし、これは私が考え子どもたちに伝えている答えです。きっと絶対的な答えなどないのでしょう。それでも考えてみることが大切だと思います。
所長・塚松美穂
#高校受験#中学生#親のサポート