広がってます!?塾なし受験(2)

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こんにちは、塾なし受験研究所です。今回のコラムは、塾なし受験仲間を取材・リポートするシリーズの第2弾!読んでいただくことで塾なし受験をイメージできるような企画になればと考えています。

◆実例2:公立中→都立T高校のAさん(※現在は大学生)

小学6年で都立中高一貫校を受験したが残念ながら不合格。その後、地元の公立中学校に進学しました。バイオリンを習っていたため、部活で弦楽器ができる高校への進学を希望。中学の早い時期から親子で話し合い、都立高校の推薦合格を目標にしました。中1の初めから定期テストはきちんと対策し、内申点を意識した学校生活を送りつつ3年間を塾なしで過ごしました。

Aさん塾なし高校受験データ

家族のサポートや考え方

  1. 子どもが3人いるため、通塾は考えなかった。
  2. 塾なしと決めていたので、早くから受験を意識した。
  3. 受験勉強の方向性は親子で考えた。
  4. 塾講師の経験から、塾の事情を知っていた(通わなかった理由のひとつ)。
  5. 当時、スマホは持たせていない。
  6. 家事は家族で分担している。受験生の分は家族がヘルプした。

◆分析&取材後記

中学進学後、早い時点で目標を決められた理由は三つ挙げられます。

3姉妹の長女Aさんは、勉強が嫌いではなかったといいます。「考えを深めたり学ぶことが好きな子」という母の認識をもとに、初めから高校受験を意識して中学校生活をスタートしたそうです。塾なしでも受験を早くから意識して過ごせば、余裕があるなと感じました。

中学受験でたくさん練習して作文が得意になったことと、性格的に面接も大丈夫だろうと考え、推薦が向いているとお母さんは直感的に思ったそうです。Aさんの得意を生かした「推薦入試=合格に近い」というのが分析だったと話されました。

そのためには、中学の最初から勉強を頑張らなければならないことを伝えつつ、「先生にも可愛がられる生徒になるほうが得だよね」という話もしたそうです。

Aさんは、定期テストの点数を上げていくことにも前向きだったため、早くから受験を念頭に勉強をコツコツ進めた結果の合格だったということでしょう。さらにこの前向きな態度が、内申点にもつながったと考えられます。

推薦入試の対策で、小論文は学校の先生に添削をお願いしていたそうです。

勉強計画については、目標や方向性(大枠)は親子で一緒に考え決める。細かい勉強のスケジュールは本人に任せる。このあたりの加減もポイントだと思います。親が決めて与えるのではなく一緒に考えること、日々の勉強は本人が「なぜこれをやるのか」を理解して進めることが大切です。

また、スマートフォンは持たせておらず(ガラケーを使用)、周囲には「親が厳しくて買ってもらえない」と言うようにアドバイスしていたそうです。難しい友人関係も、親が上手な対処法を提案しておくといい場合もあると思います。

家族で家事を分担している点も共感しました。我が家でも、子どもたちには家事を手伝ってもらいます。男女分け隔てなくお願いすることを意識しながら、です。

取材へのご協力をありがとうございました。いかがでしたか?シリーズ「広がってます!?塾なし受験」、次回を楽しみしていてください!

(取材・文)所長・塚松美穂

#高校受験#中学生の勉強#塾なし例#自宅学習