教育シンポジウムに登壇します

講演会

こんにちは。塾なし受験研究所、所長の塚松です。受験シーズン真っ只中ですね。我が家も受験生がいますので、出願や体調管理など親ができることをしています。頑張っている子どもを見ていると、志望校に合格してほしいなと願う一方で、結果がすべてではないので何より努力してきた過程を誉めようとも思います。頭の中で、私自身が相談者となり私自身が回答している今日この頃です。

さて、私は公立小学校で学習支援のコーディネーターをしています。学校現場で、先生方の負担減や児童の学習機会の充実を目指して活動を続けています。日本のほとんどの子どもが通う公立小学校の教育が、社会や未来にとって重要な役割を担っているということは、多くの皆さんが感じ考えることではないでしょうか。私も、公立学校の教育の質を維持し、高めることができれば、未来や社会をよくすることにつながると信じています。

この小学校での学習支援活動の一環として、1月28日(土)、調布市教育委員会主催の教育シンポジウムにパネリストとして登壇します。パネルディスカッションのテーマは「これからの社会を生きる子どもたちのために学校と地域で何ができるか~コミュニティ・スクールの可能性~」です。

コミュニティ・スクールとは学校運営協議会が設置された学校で、地域住民が目標やビジョンを学校と共有しながら学校運営に参画します。文部科学省の調査によると、全国の公立学校のコミュニティ・スクール導入率は約43%(2022年5月)で、いまは公立学校の半数近くがコミュニティ・スクールになっています。

「学校と地域で子どもを育てよう」というのは理想的ですが、社会的にはどこもかしこも人材不足です。学校と地域で協力して子どもを育てることで、多様な価値を教育現場に取り入れたり、先生の負担を減らしたり、時代に合った教育を目指したり、そんな風な学校にゆるやかになっていければいいのかもしれません。

「子どもは社会の宝で、未来をつくっていく存在」だと思います。だからこそ、学校と地域で協力し合える体制をつくり、知恵を出しあって、各学校にあった必要な活動を模索していけるといいなと思います。そのためのコミュニティ・スクールだと前向きにとらえたいです。

28日のシンポジウムは、YouTubeでライブ配信も行われますので、もしよろしければご覧になってくださいね。

詳細は調布市のホームページや地域ニュースサイト「調布経済新聞」に掲載されています。

調布市のホームページ

調布経済新聞の紹介記事

所長・塚松美穂

#調布市#公教育#教育シンポジウム#コミュニティ・スクール