教育シンポジウムに登壇
こんにちは。塾なし受験研究所です。今回のコラムは所長の活動報告です。2023年1月28日(土)、調布市教育委員会主催の教育シンポジウムにパネリストとして登壇しました。
パネルディスカッションのテーマは「これからの社会を生きる子どもたちのために学校と地域で何ができるか~コミュニティ・スクールの可能性~」でした。
コミュニティ・スクールとは学校運営協議会が設置された学校で、地域住民が目標やビジョンを学校と共有しながら学校運営に参画します。令和5年度より調布市の公立小中学校にコミュニティ・スクール制度が導入され、私は小学校の学校運営協議会で会長に就任しています。
文部科学省の調査によると、全国の公立学校のコミュニティ・スクール導入率は約43%(2022年5月)、いまは公立学校の半数近くがコミュニティ・スクールになっているそうです。
教育シンポジウムは、あっという間に終わってしまい、少し話したりなかったくらいでしたが、参加したパネリスト同士、活発に意見交換ができました。パネリストは、教育委員会室長、小中学校長、保護者代表、地域代表と立場は違いますが、コミュニティ・スクール制度の導入に向けて、この1年ほど準備を通して一緒に考えてきた同志です。
学校と地域が協力して子どもを育てることで、多様な価値感を教育現場に取り入れたり、先生の負担を減らしたり、時代に合った教育を目指したり、そんな風に、学校がゆるやかに変化していくことを目指しています。
子どもは社会の宝で、未来をつくっていく存在です。だからこそ、学校と地域で協力し合える体制をつくり、知恵を出しあって、それぞれの学校にあった必要な活動を模索していきたいです。そのためのコミュニティ・スクール制度であり、制度に対する理解と応援が、それぞれの地域で必要なんだと思います。
所長・塚松美穂
#調布市#公教育#教育シンポジウム#コミュニティ・スクール