入試直前の勉強法

勉強法 高校受験

こんにちは。塾なし受験研究所です。入試日が近づいてきました。私立高校の推薦入試は合格発表がちらほらあり、クラスにはすでに進路が決まっている子もいますね。そんな中で受験勉強を最後まで続けることは楽なことではありません。でもここまできたらあと少し。悔いの残らないようしっかり集中して過ごしましょう。

さて入試直前期の過ごし方、勉強のポイントは

  1. 入試日まで逆算して計画を立てる
  2. 穴をつぶしていくイメージ、決めたことをコツコツやる
  3. 新しい問題集はやらない

それぞれ説明していきましょう。

1.入試日まで逆算した計画

入試が近づく時期、いまの自分に必要な勉強は何か、まず考えることから始めましょう。「どの教科であと何点アップできるか」そして「そのために何をすればよいか」考えて取り組むことが大切です。

あやふやな単元を復習する、英単語・漢字など知識力アップ、過去問をもう1周するなど、自分に必要なことをしっかり選びましょう。そして、それらを残り時間でできるよう計画を立てます。

自分の課題に向き合い最後までそのための勉強をする、志望校の合格点に届く勉強計画を立てましょう。

計画は書き出して見えるところに貼ってください。もし教科に偏りがあったら少し調整してください。

もし計画立てが苦手なら、教科と内容をリストに書き出すだけで構いません。勉強した時間を書き込めば、どの教科にどれだけ時間を使っているかがわかります。入試科目をバランスよく勉強することも大切です。

2.決めたことをコツコツ

入試に向かって一年間勉強してきました。残りの時間は仕上げの時間、ひとつずつ穴をつぶしていくようなイメージで、とにかくタスクを黙々とやっていくことが大切です。

不安な気持ちは皆同じ。絶対に合格させてくれる魔法なんてありません。合格を100%に近づけるには、最後まであきらめずコツコツとやり続けるしかないのです。これまでやってきたことに自信をもって当日挑めるように、直前期を過ごしましょう。

SNSも見ない方がいいでしょう。雑音に惑わされないことです。周りや他人のことより自分と向き合う、そうすることで本番で力を発揮するメンタルや自信につながります。

「決めたことをやり遂げる」、この力が志望校合格を引き寄せます。やったことを信じて当日は自信をもって試験に臨みましょう。

3.新しい問題集はやらない

入試が近づくと焦りや不安を感じることも多いでしょう。やっていることに不安を感じたり、まだ足りないのではと新しい問題集に手が出そうになることもあります。

基本的には、この時期に新しい問題集や難しい問題に手を出すのはNG。やってきたことを信じて使い慣れた問題集を繰り返しましょう。手元にあるものでやり残しているものはトライしてもいいと思いますが、志望校のレベルにあったものだけ、にしてください。

理科や社会の暗記確認は例外的に、新しい問題集で知識の基礎固めや確認してもいいでしょう。

最もたいせつなこと

睡眠を削って勉強したり、無理なスケジュールを立てたりせず、睡眠時間はしっかり確保して体調を整えましょう。感染症が流行している時期は、何より体調を整えて入試本番にしっかり挑めるようにすることが大切です。

当日に発熱して受験できなかった、体調不良で実力が発揮できなかったとならないよう、体調管理は最重要だと心得ておきましょう。

またSNSを見るのもやめておきましょう。心が乱され、時間を無駄にします。その時間を有効に使えればあと一点取れるはず、と考えてとにかく勉強することが大事です。

頑張ってきた自分を信じて、自分に必要な勉強を最後までやり切りましょう。当日の朝まで気を抜かず、しっかり準備してくださいね。応援しています!

所長・塚松美穂

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